2005年09月23日

イサム・ノグチ展

9月から東京都現代美術館で、イサム・ノグチ展が開催。これは行かねば。

イサム・ノグチ展 彫刻から空間デザインへ〜その無限の創造力
・ 東京都現代美術館
・ 2005年9月16日(土)〜11月27日(日)
・ 一般1300円 大学・専門900円 中高・65歳以上500円 小学生以下無料

詳細;東京都現代美術館

テーマは「彫刻から空間デザインへ〜その無限の創造力」。今回出品される彼の代表的な彫刻作品「エナジー・ヴォイド」をみれば、その意味がわかるかもしれません。「エナジー・ヴォイド」は「ヴォイド(空虚)」シリーズのひとつで、宇宙のエネルギーの源を表現した作品とのことです。

isamu_energy.jpg

高さ3.6メートル、重さ17トンという巨大な作品。普段は香川県牟礼町のイサム・ノグチ庭園美術館に所蔵されています。それがどうやって運ばれたのかわからないのですが、ものすごく大変な作業であったことは想像に難くありません。わたしは本で観ただけなのですが、まっすぐのように見えて微妙にぐんにゃりした形に不思議と惹きこまれてしまったことを憶えています。何しろ巨大なので、実際に見たらまた違った印象を受けると思いますが、どんなイメージが浮かぶのかとても楽しみです。

そして、この展覧会に合わせて黒いAKARIが、50年ぶりに復刻され、現代美術館で先行発売されます。こちらも要チェックですね。

isamu_akari.jpg

いままでオレンジとグレー、黒地に赤という作品は見たことがありますが、黒一色ははじめてです。いままでのAKARIはやさしい、母性的なイメージがありましたが、これは忍者、禅僧などを連想させるストイックな雰囲気があってなかなか素敵です。こちらは会期中は東京都現代美術館で限定発売、その後一般発売されるとのことです。価格は8400円。

他にもモエレ沼公園が完成など、話題に事欠かない近年のイサム・ノグチ。日本における展覧会では、おそらく1992年の「イサム・ノグチ・レトロスペクティヴ(回顧展)」以来の規模。これは見逃せないですね。

posted by nina at 12:15 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(3) | 日記

2005年09月22日

フランク・ロイド・ライトのDVD

wright_falling_water.jpg


アメリカ建築のみならず、世界的に大きな功績を残した巨匠、フランク・ロイド・ライトのDVDです。


frank_jackets.jpg

内容はフランク・ロイド・ライトの生涯を、重要な建築作品とともに回顧するというもの。面白いのは、建築家ではない素顔のライトについてのエピソードがたくさん盛り込まれている点です。建築家としての天才的な仕事(例えば、あの「落水荘」の設計図をたった3時間で書き上げたとか)の裏で、わがままで周囲の人を振り回すハチャメチャな私生活。天才というのはやっぱり型破りだなあと思いました。

もちろん、彼の代表的な建築作品も十分に堪能できます。タリアセン、タリアセン・ウエスト、ジョンソン・ワックスビル、落水荘、グッゲンハイム美術館・・・。どれも言葉を失うほどの美しさです。さらに、彼の孫や弟子、建築史家や作家など、生前に親しかった人々の興味深い証言も全編に添えられています。

伝記ものDVDとしての完成度は非常に高いと思います。お勧めです。
posted by nina at 13:49 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(2) | 日記

2005年09月21日

シンプルな籐のランドリーバスケット

img10061671942.jpg

洗濯物を入れるランドリーバスケットって、種類もあまりないし、なかなか良いものが見つからないですよね。でも、探してみるとオシャレなものがチラホラ見つかります。ここで紹介する籐の蓋付きランドリーバスケットもそのひとつです。

このバスケットは箱が籐でできています。中の洗濯物が入るところは、帆布で覆われています。濡れた洗濯物で籐がいたまないための工夫ですね。見た目もナチュラルな色どうしの組み合わせがシンプルで素敵です。

外側にはスウェード製の取っ手が付いています。バスケットごと抱えるようにして持ち運ぶ必要がなく、これは便利です。

ウチはまだこれ、持っていません(自転車のかごみたいなのを使い続けてる・・・)普段洗濯物入れなんて、あまり意識しないですもんね。でもこれはシンプルで使いやすい、そのうえどこにでも置けそうな雰囲気があって、ひとつ持っていてもぜんぜんいいかなと思います。洗濯物入れにもこだわりを持ちたいオシャレさんはぜひ!
posted by nina at 23:41 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2005年09月20日

イッタラ ティーマのコーヒーポット

img1039555422.jpg

イッタラの人気シリーズ、ティーマのコーヒーポットです。デザインはカイ・フランク。シンプルで美しいフォルム。どこにもありそうで、どこにもないデザインです。

イッタラについては以前タンブラーを紹介しました。わたしはイッタラのデザインの、シンプルでいてさりげなくひねりを効かせたデザインが大好きで、いくつか所有しています。このポットもそのひとつですが、数ある(といっても、そんなに持ってないですが)イッタラデザインの中でもとても気に入っています。

清潔感を感じさせる白い色に、極力装飾を省いたシンプルさ。でも注ぎ口の長さやカーブの美しさ、蓋のかわいらしさは計算済み。計算済みといえば、使いやすさにも当てはまります。例えば取っ手の形と大きさ。とっても安定感があります。秋の夜長に、こんなコーヒーポットにコーヒーやお茶を入れて読書や映画を楽しむのもオツです。
posted by nina at 20:21 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2005年09月10日

ミッドセンチュリーの最高峰 イームズの集大成本

アメリカン・ミッドセンチュリーの代表的デザイナー、イームズの仕事を集大成した本"Eames Design"です。レイ・イームズと、イームズにゆかりの深い人物が執筆に参加しているだけあって、素晴らしい本に仕上がっています。

0810908794Eames Design: The Work of the Office of Charles and Ray Eames
John Neuhart Marilyn Neuhart Ray Eames
Harry N Abrams 1989-10

by G-Tools


この本は1989年初版で、決して新しくはありません。でも、今に至るまでイームズのバイブルとして常に高い評価を受けてきました。それもそのはず、執筆をレイ・イームズと、工房で仕事をし、イームズとも強い信頼関係にあったNeuhartさんが担当しているのです。本なのですが、ひとつのイームズの作品といってもいいかもしれません。

何せ、総ページが464ページ、使用されている図版が3500点以上もあるのです。イームズが手がけてきた数々の仕事(家具はもちろん、イームズ・ハウス、パヴィリオンへの出品作品、そして映像作品まで)が年代順に整然と並べられています。英文による詳しい解説が付いていますが、たくさんの写真を見るだけでも充分楽しめます。ここからお気に入りの家具をみつけて、頑張って手に入れるのも楽しいと思います。
posted by nina at 15:07 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2005年09月09日

ipod nano

APPLE デジタルオーディオプレーヤー「iPod nano 4GB(ブラック)」 MA107J/A

次々と新しいプレイヤーをリリースするAppleですが、9月7日に新しいプレイヤーipod nanoをリリースしました。

形はipodに似ているし、容量はipod miniと同じくらいだし、これはどこを売りにしているのか、わたしにはいまいちわからないのですが、ひとつだけ「おっ!」と思ったのがボディの色。

hi_api02.jpg

いままでipodは白がベースでした。コレットで限定販売されていたものや、U2のものなど、黒いボディのipodは発売されていないことはありませんでした。でも限定○個だったり、余計な装飾が付いていたり。

でも今回のipod nanoは普通に手に入るし、シンプルな黒でデザインも申し分ないです。私は古いものをひとつ持っているので新しく買うことはないと思いますが、これから買う人には黒いipod、おすすめです。

posted by nina at 00:10 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2005年09月02日

シンプルなipodのケース

こないだipodを床に落としてしまいました。幸い故障はなかったのですが、音楽データだけでなく、外付けHDDとして大切なファイルもいくつか入れていたので、ヒヤッとしました。

そんなわけでipodのケースを買うことにしました。余計な装飾を一切省いて、傷や衝撃から守るという本来の機能だけを果たしてくれるケースを探していたのですが、やっと見つけたのがこれです。

B0007YT90GContour Design iSee 4G-20 (4G-20GBiPod専用クリアケース)
Contour Design

by G-Tools


ただのクリアケースなのです。が、まったく個性を主張しないことで、ipodのデザインがさらに引き立ちます。

もちろん使い勝手も◎です。ケースを装着したままイヤフォンの抜き差しや充電ができるので、いちいちケースをつけたりはずしたりしなくても大丈夫になっています。

ただ難点がお値段です。この無機質なデザインが影響しているのか、\3000という値段がどうも高く思えてしまいます。でも頑丈なことは確かですし、大切なデータ(CDのデータを入れるのに何時間掛かったことか!)と、ipod本体を守ってくれることを考えれば、このケースはなかなか信頼できると思います。
posted by nina at 00:10 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2005年09月01日

ハンス・ウェグナーの椅子本でリ・デザインを学ぶ

チャイニーズチェア.jpg

上の椅子は、ハンス・ウェグナーが40年代に製作した「チャイニーズチェア」です。チャイニーズチェアは現在までに9種類のバリエーションが作られていますが、これは初期の作品です。

現行モデルとは異なり、脚の貫が入っていません。そのため強度は若干落ちますが、とてもすっきりして美しいフォルムを作っています。わたしはこの椅子を見て、チャイニーズチェアの魅力に気付きました。

ただ、このモデルは現在は生産されていません。仮に販売されていてもかなり高価なため(ここのサイトの価格ではなんと100万円!)手に入れることは非常に難しいみたいです。

その代わり、彼の製作した椅子をきれいな写真と詳しい説明つきで見ることができるのが、下の本です。

4582633986ハンス・ウェグナーの椅子100
織田 憲嗣 丸山 彰一 林 義夫
平凡社 2002-10

by G-Tools


この本はタイトルの通りウェグナーの100脚の椅子を紹介する本です。著者は織田憲嗣というデザイン研究家。膨大な知識をもとに、それぞれの椅子に詳細かつわかりやすい説明を加えています。

この本を読んで、ウェグナーが「リ・デザイン」というコンセプトをとても大切にしていたことを実感しました。リ・デザインとは既存のデザインの良い部分を残しつつ、さらに機能的で洗練されたデザインを施すことを指します。提唱者はデンマーク家具デザインの父と呼ばれるコーア・クリント。ウェグナーは彼から大きな影響を受けたとされていますが、この本で紹介されている何脚もの同名・異デザインの椅子を眺めていると、彼のデザインの発展の仕方が良くわかって非常に面白いです。

「チャイニーズ・チェア」は、中国の明時代の椅子をリ・デザインしたものだそうです。モダニズム全盛の北欧デザイナーが数百年前の中国のデザインに注目していた、そしてそこからこんなに美しいデザインを生み出した・・・新しいものを生み出すヒントは思わぬところに転がっていることを端的に示す事例です。わたしはデザイナーではないけれど、何かを創作したり考えるときには、リ・デザインのような発想は大切にしたいなと思いました。
posted by nina at 02:29 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記


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